コミュニティに参加することの最大の価値ってなんでしょ?
結論を出す前にちょっと聞いてほしいんですが、
人間っていうのは「自分の周りにあるビジネスモデルしか発想できない」生き物なんです。
どんなに頭の良い人でも同じです。
例えば
大学生が起業アイデアを出そうとすると、どうしても
『大学生向け教科書再販サービス』
『大学サークルと企業をつなげるプラットフォーム』
みたいなアイデアしか出てこない。
これは自分が今いる環境=大学、大学生
の範囲内でしか考えることができなくなっているからです。
この例だけを聞くと「若い人だからまだ視野が狭いだけでしょ?」って思うかもしれないけど、おじさんも同じ。
商工会など、地元ローカルビジネス同士のコミュニティにいる経営者はどうしても
『地元ローカルビジネス』的な発想しか生まれない。
ネットを使ったビジネスや、グローバルな発想は出てこない。
また、コンサルやセミナー講師ばかりの世界にいる人は
どうしても
『コンサル業・コーチ業』的な発想しか出てこない。
ブロガーばかりでつるんでると、『ブログで稼ぐ、オンラインサロンで稼ぐ』しか出てこない。
そう、どんなに賢い人でも、どんなに人生経験の豊富な人でも
【普段自分が触れている世界を超えた発想は出てこない】
のです。
自分の世界の殻を破った発想が出来る人は天才です。
万に1人くらいだと思います。
そこでコミュニティの価値の出番なのです。
様々なビジネスモデルを持った人間が集まるコミュニティで情報交換をすることによって、自分のいる世界の殻を破ることができるんです。
逆に言うと、同業者や同じ界隈の人間ばかりでつるむコミュニティは価値が薄いと言えます。
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