ポジティブ病に注意

ポジティブ病というのがあります。

一見元気で常にポジティブな人いますよね。

そういう人、実は
プラス思考信者で、自分の中にあるネガティブを許せない。

常に明るく、エネルギーを高くふるまってネガティブにフタをして。

でも、フタをされたネガティブ感情は逆に巨大化して
いつかプチーンと無理がやってきます。
根底には

ネガティブ=悪
ポジティブ=善

という決めつけがあります。

結果的に独善的で、「良い人だけど」と言われるけどなんとなく人々から疎まれて、本物の人間関係を作れない。

すべてが上っ面の関係。
他人との関係だけじゃなくて、自分自身との関係もね。

ここで学ぶべきことは

1,ポジティブが善でネガティブが悪ではないということ。
2,自分自身から目をそらしてはいけないということ

の2つです。

人間に備わっている感情や機能は、すべて必要だから備わっているんです。

嫉妬も、怒り、鬱も、すべて必要だから備わっているんです。

例えばうつ病。
精神病だと言われますが

多大なストレスのある危険な状況にさらされたら、
じっとして動かずやり過ごすのが生物の本能なんです。

虫とか動物とかも、危機を感じたらじっとしたりしますよね。
うつ病も本来はそういう機能のひとつなんです。

もちろん、うつ病が良いと言っているわけではなく

「良くも悪くもない」のです。

ただ「うつ状態は危険信号だから環境を変えようね」となるだけなのです。
痛みだって必要だから備わっています。
生まれつき痛覚がない人は病気や怪我に気づかないため、寿命が短いそうです。

ポジティブ病の人は長く長くネガティブにフタをし続けているため、もはや自分のネガティブな感情に不感症になっています。
これ、生物としては危険な状態なのが分かりますよね?

ネガティブもポジティブもありのままに受け入れて、自然のままに感じる。
そのうえで、自律的に生きていく。
そうすることで、本当に尊敬される人間になれるのです。

ポジティブだけに極端に寄っても、「元気だね」とは言われても尊敬はされません。

ネガティブもポジティブも調和をして受け入れた時、陰陽のバランスが取れた時。
あなたの本来の力が湧いてくるはずです。

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