成功者の逆をやると成功する理由

ビジネスのコツは【逆張り】です。
 
みんな成功してる人の真似とか、
同業者の真似ばっかりするんですけど、
 
逆に行くのがめっちゃ強いんですよね。
 
逆張り思考を持っていると
売れそうなビジネスモデルとかいくらでも出てきます。
 
例えば、今日山手線に乗っていたら
 
スクリーンに
 
「子供たちが銭湯のマナーを学びました、泳がない、かけ湯をするなど…」
 
というプチニュースが流れてきました。
 
 
これを逆張りで考えると…
 
子どもたちが泳いだり遊んだりできる
子供のための銭湯を作ったらどうだろう?
 
転んでも怪我をしない作りにして、
水鉄砲も販売して…。
 
 
そういう銭湯を作ったらメディアにも取り上げられるし、
中高年ばかりが顧客層になりがちな銭湯でも、
家族客を呼ぶことができますよね。
 
ちなみに僕の中で
 
逆張りの王様といえば、
 
ジャッキー・チェンです。
 
ジャッキーがまだ駆け出しの若手だった頃は
 
ブルース・リーの全盛期。
 
中国のアクションスターたちは、皆
 
ブルース・リーのような
 
寡黙で強くてカッコいいキャラクターを求められていました。
 
が、ジャッキーは逆張りをしたんです。
 
 
ブルース・リーが鮮やかなハイキックをするなら
ジャッキー・チェンは地を這うような下段蹴り
 
ブルース・リーが痛みを感じない超人なら
ジャッキー・チェンは痛みを表現
 
ブルース・リーが寡黙な戦士なら
ジャッキー・チェンはお喋りでお調子者
 
ブルース・リーがストイックなら
ジャッキー・チェンは修行をサボって師匠に怒られる。
 
 
結果、ブルース・リーと並ぶ大スターになったのです。
 
そりゃそうです、ブルース・リー的なポジションは
もうブルース・リーがいますから。
 
逆を行けばポジションがら空きなんです。
 
 
YouTuberとかもそうですよね、
みんな人気者の真似をしますが、真似をしてもそのポジションは埋まってるんです。
 
ヒカキンが常識人だから
ラファエルは過激で非常識人でウケたのです。
 
 
そんなことを考えながら山手線にいると
 
結婚相談所の広告が目に付きました。
 
キャッチコピーはこうです。
 
【高望みから始めよう。】
 
通常、仲人業や結婚相談所では。。
 
いかに高望みをやめさせて、
現実的な相手とくっつけるかを考えます。
 
 
なぜなら、
高望みをやめさせて、結婚できそうな相手とくっついてもらったほうが
成婚率が上がって儲かるからです。
 
 
でもそこをあえて
 
【高望みしましょう】
 
という逆張りを行っているのです。
 
 
逆張りは面白いです。
 
例えばさっき例に出した銭湯なら
 
あえてタトゥー・入れ墨OKにして
 
外国人観光客で賑わう…というのも面白そうです。
  

最近僕が全巻買った【三国志】でも逆張りがあります。
 
曹操という人物は
目的のためなら残酷なこともやり、
厳格で、攻撃的です。
 
それに対して劉備という人物は
人徳を重んじ、寛大でお人好しなところもあります。
 
これは、ジャッキー・チェンのように
意図的にそうしていたんです。
 
つまり劉備はポジショニングというマーケティングの基本を理解して実践していたんです。
 
実際に彼は
 
「私と水と火の関係にあるのは曹操である。
あいつが厳格にやるなら、私は寛大に、
あいつが暴力に頼るなら私は、人徳に頼る。
あいつが詐謀をやるなら、私は誠実にやる。
反対のことをしているからこそ成就するのだ」
 
と言っています、まさにジャッキー・チェンと同じ考え方です。
 
というかむしろ、同じ中国人であるジャッキー・チェンは
三国志を参考にしてポジショニングを取ったのかもしれません。 
 
 
ちなみに僕も、かなり同業とは逆を行っています。
 
そこについて語ると長くなりすぎるのでこのへんで終わりたいと思います。
 
チャーオ!

関連記事

  1. ズブズブの関係、小さな経済圏とは?

  2. キラキラするだけの不安定な集客はやめよう…

  3. 原点回帰できる人が成功する時代になっている。

  4. 住む所の氣が人生を創る

  5. ブランディングにとっても大事なこと

  6. 生物学を学ぶと成功できる。

  7. 不器用な人こそ、愚直にやれば成功する。

  8. 本格的に女性の時代が到来します