宗教が信者を作る手口をめっちゃ詳しく語ると、
まずは、心の弱っている人たちを集客するところから始まります。
心の弱い人を集めるためには
・悩み解決の自己啓発
・占い、スピリチュアル
・マインド系のセミナー
が使われるケースが多いです。
某尊師はヨガ教室が入り口でしたが
ヨガや瞑想教室みたいな、意識変革体験ができるものが使われることも多いです。
宗教によっては、
セミナーの段階で
食い入るように聞いている信者になりそうな人たちだけを次のセミナーにいざない
反発心のありそうな人はさよならする…と…分けて進めるところもあります。
「羊さんと狼を分ける」
と表現されます。
セミナーの終わりには
「悪魔があなたを我々から引き離そうとして、家族が反対をしてくるかもしれませんが、耳を傾けずにまた来てくださいね」
と言われます。
また一般社会や一般人を敵視するようなことを植え付けられます。
我々VS一般社会
という対立構造にすることによって依存させるだけでなく、社会から孤立させることができるからです。
これが入り口です。
初日に現信者から「よくここまで来ましたね、素晴らしいです」「とても素晴らしい方が来ましたよ」と拍手喝采を受けるケースも多いです。
これは宗教の洗脳用語で【愛の爆撃】と呼ばれます。
次に、合宿のオファーが来るケースが非常に多いです。
合宿は簡単に一般社会と隔離できるし、洗脳しやすい環境を一方的に作れるからです。
とにかく大事なのは隔離なので、スマホ禁止、信者同士で生活をします。
新しい信者同士でチームを組んで寝泊まりしますが、こっそりと現信者(先輩)が混じっていて
宗教に対して否定的な会話になったら、それとなく肯定的な流れに戻します。
厳しい修行や食事制限をさせることにより思考力を奪い、
教義を教え込みます。
この時
「赤子にいきなりステーキを食べさせてはいけない」
と言って
いきなり宗教の重い話はせず、まずは誰もが受け入れることが出来る軽い話から始まります。
合宿の終わりには温かい食事が食べることができたり、山の頂上にみんなで登って感動したりと
ご褒美がやってきます。
ちなみに、より一般社会と隔離させるために
宗教内部でしか通用しない専門用語をいくつも用意します。
この時点でだいたい洗脳の80%が終了します。
ちなみに、洗脳のステップを大きく分けると
・解凍
・再凍結
・強化
の3ステップに分けられます。
解凍とは、既存の価値観や人間関係、社会のつながりを壊すこと。
再凍結とは、宗教の価値観、人間関係を作ること。
ここまでで、この2ステップが終了しています。
最後は強化です。
せっかくの信者を洗脳から放たれないように強化します。
強化をするためには
宗教に全財産を預けさせることによって、生活的に依存させる状況を作ったりしますし、
信者に勧誘活動をさせて
「自分のやっていることは正しいんだ」と思い込もうとさせるというメソッドが使われます。
こうした洗脳の手口は
自己啓発、コーチング合宿、有名コンサルタント、起業塾、スピリチュアル、、などなど至る所で使われています。
僕はそもそも使いません。
なぜなら、洗脳というのはマーケティングの応用にすぎず
洗脳にひっかかる時点でマーケター(起業家)としてあまりに未熟だからです。
僕はうちのメンバーには未熟でいて欲しくない、成長していて欲しいので
そもそも洗脳にかかる人はアウト=洗脳をする意味がない…からです。
おしまい