起業をしてビジネスをする時に、
利益を出すのはもちろんなんですが
利益の先を見ている人って、ビジネスが広がっていくんですよね。
あなたがそのビジネスをすることによって、お客さんにどうなって欲しいのか?世の中をどうしたいのか?
そういうヴィジョンみたいなのが、『お金の先』です。
逆に、目の前のお金しか見えていない人は運も広がらないし、ビジネスも広がらないし、人にも共感されません。
共感されないということは売れなくなっていくということです。
Facebookを作ったマーク・ザッカーバーグさんは
19歳の頃に、音楽アプリを制作していました。
それを友達とかにシェアしていたんですけど
ある時マイクロソフトがその音楽アプリを買い取りたいと言ってきたんですよね
日本円にして1億くらい、
10代で1億入るならいいじゃんって思うのが普通かもしれませんが
マーク・ザッカーバーグは
「いや、これは無料でシェアしていくために作ったアプリだから…」
といって断ったんです。
マーク・ザッカーバーグはシェア文化を作りたかったんです。
Facebookを作った当初も、Yahoo社に何千億での買収を持ちかけられました、
20代前半で何千億も入ったらもう大成功ですが、これも断ったんですね。
「いや、もっと大きなモノにするから」
と言って
この『もっと大きなモノ』っていうのが
お金の先なんです。
大きなビジョン、作りたい未来、
お金はビジネスを続けていく上で大事な栄養みたいなものですが
その先を見ている人にエネルギーが集まって大きくなっていく時代なんですよね。