「ビジネスで成功したければ、まず自分が良いお客さんになることだ」ってどっかで聞いたことあるんですけど…
ガチ富裕層の人って、良い客が多いですよね。
店員さんによくお礼言うし、
礼儀正しくて、食べ方も飲み方もきれい(マナーがどうこうじゃなくて)
そのほうがサービスも良くなるから結局、得なんだよ…って中国の大富豪の人がなにかに書いてたのを覚えてます。
で、ボクはというと
お気に入りのBARだと超良い客です。
というか、本当に良いBARってお店を応援してる客ばっかりだから、基本みんな良い客です。
新しい客が来て、座席が埋まってたら
「あ、ボクちょうど帰るところなんで大丈夫ですよー」
と言って常連さんが座席を開けてくれるのは当たり前の光景。
みんなで席をつめたり、
マスターが忙しそうな時には簡単なものしか注文しないとか、
お客さん同士はお互いに気持ちの良い会話を、適度な距離感をはかりながらするとかね。
こういう、「みんなで良い場所を作ろう」みたいな無言の一体感が好きで、良いBARを見つけるとつい頻繁に通ってしまうんです。
そういう、【良い客とはなにか?】と学んでいくと
逆に【良いビジネスとはなにか?】がなんとなく見えてくる気がするから不思議だよね。
最近通っているBARは、大企業社員や技術者さんが多いんだけど
昔通っていたお店は社長さんが多かった。
若い頃はそういう場所で、社長さんにやたら気に入られる体質で、よく勝手にお酒をおごってくれたりしました。
ボクが店にいると社長さんが上機嫌になってやたら飲むので、
お店の経営者には「もっといてくれ」と言われたりしました。
そんな中、色々な社長のおじさんを見て
人望のある人もいれば、あまりない人も、
嫉妬深い人もいれば、いつもみんなのためを考えている人も。
色々なおじさんを見ました。
一番印象に残っている社長さんは
いつも面白くて、なんとなく三枚目キャラで
偉ぶったりかっこつけるところがまったくなくて、
「仕事中にうんこを漏らした話」をしてくれたり
個人的にはそういう、かっこつけたり自分を大きく見せようとしない人が好きだなあと。
逆に、すごくスラッとしててダンディーでかっこいい社長さんがいて、紳士的で男気があって、でも無駄に自分を大きく見せようとかはしてなくて、
その人もかなり印象に残ってます。
そのダンディーでかっこいい社長さんに
「君は中年になってからモテはじめるタイプだよ」
と言われたので、今でも楽しみにしてます。笑
ボクもBARで飲んでて、自分より若い人に
「良い経営者に出会えたな」と思われる人間になろうと思っています。
思い出話でした。