子供にとって、どういう大人が周りにいるか?って大事。
高校の卒業がせまってきて
当時、仲が良かった友達が
「あー、もう学生時代が終わる。これからは人生暗黒だなー」
ってぼやいてたんですね。
遊べるのも、楽しいのも、友達とキャッキャできるのも学生時代まで、それからはずっと労働…ということだそうです。
彼は自動車整備士になったと思います。
僕はというと、まったくそうは思えませんでした。
具体的な根拠はありませんでしたが、もっと楽しくなると思っていました。
なぜなら、当時通っていた空手道場の先輩方に
創業社長が多かったんですよね。
経営者ばかりで、よく飲みに連れて行ってもらったり、色々お世話になっていました。
経営者同士って、学生の友達みたいなノリで仲がいいし
楽しそうだし、活き活きしているし。
なんかいつも社長同士でつるんで遊んでるし。
馬鹿な話でゲラゲラ笑ってるし。
そういう大人に囲まれていたから
「学生が終わった、楽しいことが待ってる!」
って自然に感じていたんです。
ほとんどの学生は、仕事から疲れて帰ってくる父親、パート先の不満や陰口ばかりをスマホで喋り倒す母親、つまらなそうな顔で仕事をする学校教師…
こんな大人に囲まれていると思います。
そんな環境だと、社会に出る=暗黒
という現実しかないんですよね。
だから、楽しんでる大人がいるってすごい大事で
僕が起業で成功する人を増やすのも
その子どもたちのためにもなるし、
生徒さんと遊びに行ったりするのも
人生を楽しむ大人を増やしたいからなんですよね。
子供は親の言葉ではなく、行動を見ます。
親の行動から世界を認識します。
親がつらそうで、仕事の愚痴ばっかりだったら
社会=つらい場所
として認識します。
そりゃーニートや引きこもりが増えるのは当然です。
だって「外の世界はやばいよ」って教え続けてるのは親なんすから。
