学校って本当に必要か?について。
起業をするとだいたいこう考えます。
学歴なんて意味ないし
学校の勉強なんて基礎以外はまったく必要ない、
それどころか義務教育なんて
言われたことを考えずにやる→ロボットみたいになる
失敗を避けて無難に点数を取る→挑戦できない人間になる
と、ただの労働ロボットを作るような教育になってしまうことも分かります。
だから起業家になると「学校なんて意味がない」と思いがちです。
じゃあ実際に日本から学校をなくしたらどうなるか?
子供同士でコミュニケーションを取ったり
人間関係を育む力を育てる場所がなくなるので
地域のスポーツクラブや、習い事、コミュニティなどが、【子供同士でつながる場】として活性化するでしょう。
また、学校の代わりに、
教育をする民間機関に子供を入れる親が急増すると思います。
ただし、貧困家庭はそうした習い事ができないので
格差はさらに広がるでしょう。
また、富裕層は海外の教育を受けさせる流れが加速するでしょう。
日本に学校がない分、海外の学校にいかせる動きが強まります。
学校の勉強は基礎くらいしか意味がないと言いましたが
それはあくまで経営者にとってです。
高度な学習をする人たちが少なくなると
日本から技術者や科学者がいなくなるので
衰退した現在の日本の唯一の強みである
高度な技術力がなくなります。
学校がなくなると
日本の技術力がおとろえます。
今後の日本はもはや技術立国として生きていくので
それすらなくなるとそうとうまずいです。
結果的に日本が貧乏になるので
日本で商売をやってる人たちも貧しくなっていきます。
結論を言うと
日本から学校が消えたらわりとヤバいです。
起業家目線で見て学校が無意味だったとしても
実は必要なものだったということがわかります。
自分の視野や世界観だけで何かを否定するのは難しいということです。
蚊が絶滅すると川が汚れて、生態系が崩れて人間も絶滅します。