これは全起業家聞いてほしいんだけど
怪しくて世間に受け入れられないビジネスと
そうじゃないビジネスの大きな違いは
ズバリ、顧客層の違い。
つまり、誰がお客さんなのか?で
ビジネスの怪しさは変わるんです。
例えば
キャバクラで破産する男は問題になりませんが
(横領した金を使うとかじゃない限り)
ホストで破産する女性は
社会問題になるのです。
これを男性差別だ!と叫ぶ人もいますが
性別ではなく
客の性質に問題があると思っていて
キャバクラにハマる男性って
基本的にはサラリーマンだったり
医者や経営者みたいなお金持ってる層が基本
だから使いすぎたところで
そこまで大した問題じゃないし
破産したら大変だけど
まあ大変っすねくらいのレベル
でもホストで大金を使う女性は
「メンヘラが多い」と良く言われますが
精神に問題を抱えた人が多いわけです。
しかもおばさんとかじゃなくて若い人。
キャバクラに通う男性はどちらかというと
社会的強者と言えるわけです。
だいたいは安定した仕事があるし
なんなら経費で呑んでるオーナー社長とか
地方豪族みたいな人も多いわけです。
しかしホストは
心が病んでいる普通の女の子が多いわけです。
つまり、客の性質が全然違う。
男性がキャバ嬢に入れ込んだところで
「あの時はハマってたなあw」
で終わるけど
ホストに来るお客さんはそれで済みません。
だからホストとキャバクラは
ビジネスとしてはほぼ同じですが
印象がまるで違うのです。
それは客層が違うから。
ホストにドバイの金持ちマダムしか来ないなら
別に社会問題にならないし
なんならインバウンドで外貨獲得になるのです。
個人起業家のビジネスでも
なぜ、スピリチュアルが叩かれるのか?
これも客層に問題があって
スピリチュアルに引き寄せられるのって
心が弱っていたり
トラウマを抱えていたり
闇を抱えている人が多い
でもそういう人ほど
スピリチュアルに依存してしまうので
実はスピリチュアルと相性が悪い。
こじらせる人めちゃくちゃ多いでしょ。
だから問題が起きるし
印象も悪いわけです。
これが、バリバリの経営者しか
お客さんにしないとかであれば
なんの悪印象もないわけです。
だってマインドが強い人は依存しないし
占いとかも参考程度にしかしないから。
こじらせたりとかもしない。
起業コンサルもそうです。
やっぱり世間から怪しく見られるのは
個人を相手にしているからなんですよね。
でもやっぱりその中で
個人のお客さんでも
『取ったらいけない人』はお客さんにしないのが
大事だと思うのです。
僕の場合は、必ずヒアリングをして
「まあ70%以上結果は出せるだろうな」
と思った人しか取りません。
僕はコンサル起業して6年目なのですが
僕と同時期にコンサル起業をした方で
ちょっとだけ仲が良い人がいたのですが
その人の
コンサルを受けている人が
僕をフォローしたんですよね。
で、アカウントを見てみたら
明らかに障害を持っている方で
(知的か精神か、もしくは両方)
この人に高額コンサルを売っても
結果なんて出せないのは
6年もやってれば分かりすぎるくらい
分かるでしょ…って思うんですが
まあ売上のために取ったんだろうなーって
思ったんですよね。
コンサル起業して1〜2年目なら
「誰でも結果が出せる!」って
自信満々だったりするから
そういう人を取ってしまうのも
まあ分かるんですけど
さすがに6年目でこれは分かっててやってるよな
って思うんですよね。
だからトラブルにもつながるし
怪しさが消えないんですよ。
だから、大事なのは客層です。
港区には
「折りたたみ傘を折りたたむ講座」
があります。
価格は10万円以上です。
普通ありえないですよね。
でも顧客層はお受験ママと子どもです。
なぜなら、お受験の面接の日に雨が降っていたら
折りたたみ傘を畳むところも
見られるかもしれないから。
講座を受けることでスマートな動きができて
お受験で成功する確率が1%でも上がるなら
全然ありなんですよね。
だから、この客層であれば
ぼったくりでもなんでもないんです。
飲食店だってそうじゃないですか。
サービス料を取るような
ちょっといいレストランに
質の悪いお客さんを入れてしまったら
「詐欺だ!」とか言われるわけです。
顧客層を選ぶことによって
その後ビジネスがどうなるのかが
だいたい決まってしまうんですわ。