雑記

体が本当に大事という話

身体感覚の大切さをしみじみと感じました。

今日、うちのセラピー協会のセラピストさんの相談に乗っていたのですが

「パニック症状で過呼吸になり、息が止まって死ぬかもしれないと不安になる」

という相談があったんですね。

これは脳の神経系の誤作動なんですよ、つまり、体の問題。

例えば、足を壊した陸上選手が
足を壊した恐怖が体にしみついて、全力で走れなくなる、無意識でセーブしてしまう…とかあるじゃないですか

あれと同じ、体の誤作動なんですね。

で、講座で勉強してみたり、考え方を変えてみたり色々したけど、解決しないと…

そりゃそうやがな、過呼吸は知識が足りないとか、考え方が違うとかじゃないんですよね。

僕らはつい、頭でっかちに考えてしまう社会に生きています。

考え方とか、知識とか、頭ベースでなんとか解決しようとしてしまう。

でも、頭じゃなくて体に答えがあるんです。

パニックで過呼吸になるのは、実は修行不足。笑

知識不足とか、考え方とかじゃなくて、修行不足!笑

なので
呼吸の修行をしました。

古武術の呼吸法をみんなで練習したら、みんなでスッキリ。

要するに、体が呼吸法を知らないんですよね。

現代人みんなそうなんですけど、正しい呼吸ができていない、呼吸が浅い。

そして、古武術の呼吸法を身体感覚として入れていくと、過呼吸にはならなくなる、というかなれなくなる。

そう、僕らは頭でっかちになりすぎて、身体感覚を忘れているのだ。

通常、ヒーラーやカウンセラーは、心や脳のことしか教えてくれない。
学ぶ側や受ける側も、知識や考え方にしか興味がない。

いつのまにか、体が抜けている構造の中に僕たちもいる。

でも、大事なのは体。

その中でも、古武道の基本と言われる「呼吸」と「脱力」

この2つはめちゃくちゃ大事。

古武術において呼吸は、まず吐くことが大切です。

何かが欲しかったら、与えるから、入ってくる。

これは宇宙の原理原則ですよね。

呼吸はまさに、この原理原則の体現なんです。

脱力もそう、脱力をするためには、その対極にある「力み」が大事。

対極を体験するから、私たちは逆が分かる。

寒さが分かるから、温かさがわかる。
家族と離れる寂しさを実感すると、家族の安心感を理解できる。
病気になるから、健康のありがたみがわかる。

すべては、体感が大事なんです。

だから僕は、ヒーリング、カウンセリング、脳科学、セラピー、
だけじゃなく、古武術の身体感覚、身体操作も教えて、実践していただくことを大事にしているんです。

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