古田塾では、
受講生さんが女性性を取り戻してから
変化が加速します。
僕は男性ですが
うちの受講生さんは99%が女性です。
男性は「与える」というエネルギーです。
女性は「受け取る」という
エネルギーです。
しかし…現代社会では、
女性性が「受け取る器」を
持っていないために
与えることができない状態に
あるんですね。
男性性は、直線的なエネルギーです。
直接、ゴールへ向かう、
達成のエネルギーですね。
女性性は本来、
曲線状の丸いエネルギーです。
ゴールではなく、
在り方やプロセスのエネルギーです。
そして、受け取るエネルギーです。
しかし、現代社会では
女性も直線的な
エネルギーでいきています。
「がんばらなきゃ」
「優秀な私でいなきゃ」
というエゴの呪縛を持った女性ほど、
直背的なエネルギーから抜け出せません。
現代社会では、
受容性のある円を描く女性性が
活きにくい構造になっています。
なので
性別的には男女で分かれていても
エネルギーが同じなため
統合が起きません。
例えばもっとも小さな社会である
【家族】も
男女のエネルギーがお互いに同じだと、
多くは破綻します。
どちらも直線的で男性的だと、
うまくいかないんですね。
「どちらもカリスマ起業家」という
カリスマ起業家夫婦のほとんどが
離婚をするのは
どちらも強い男性性のエネルギーを
もっているためです。
僕が昔、起業塾をやっていた頃の
受講生さんだと
女性側が起業家として稼いでも、
夫婦仲が良いのは
旦那が公務員だったり
出世欲がないタイプの
サラリーマンだったり
優しくて女性性の強い男性だったり
一歩下がって控えめでいてくれる
男性だったり
することがほとんどです。
性別が分かれていても、
どちらも同じエネルギーを持っていると
統合されず、融合しないからです。
これは夫婦という最小の社会でも
日本という社会でも
人類世界という社会でも同じです。
なので
女性が女性性を自ら取り戻し
男性がその女性性の変容に合わせ、
本来のエネルギーを循環させていけると
奇跡が起こります。
今まで流れなかったことが流れ出すので
世界は一変するほど、
心地の良い状態になります。
今、男性が女性に対して
共感することができにくい社会に
なっています。
SNSでは、男性派と女性派が争い
お互いを搾取しようとし
お互いを理解しようとない姿が
広がっています。
自分という存在そのものではなく
学歴や所属、何かのステータス、
社会的地位を
存在の価値として評価を受けてきた
後遺症は、とても深くあると思うのです。
劣等感やトラウマを抱えている男性性は
女性に対して共感をすることは
できません。
しかし、女性は共感されることで
エネルギーを満たす生き物なので
男性が女性に共感することで
エネルギーの循環がよくなります。
相手を変えようとしたり
コントロールをしようとするのではなく
自然と循環すること
僕たちは集合的無意識の中では
みんな1つに繋がっています。
「私が私を大切にする」
ということは
全体である集合無意識を癒やし、
大切にすることと同じなんです。
古田塾では、
男性的なエネルギーでがんばってきた
女性が女性性を癒やし、
女性性を取り戻していくと
僕の共感のエネルギーを無意識に
受け取り
変化が加速するんです。
うちの場合、表面的な共感言葉ではなく
心の奥の感情を自分ごとのように
シンクロさせる無言の共感を
セラピー中に与えるため
エネルギーが強く循環されるからです。