僕は昔から、
ビジネスで誰かと組んだり
チームを作ったりすることが
多いのですが
まあ最初のうちは
チーム作りで失敗も重ねてきました。
チーム作りのノウハウは
古くから色々とありますが
(古代中国の時代から本にされてます)
まあ一番大事なのは
誰をメンバーにするか…です。
想いがあるとか
ミッションに共感してくれてるとか
…っていうのは
もはや必須条件なので当然として
チームに適している人というのは
理と情のバランスがいい人です。
理とは、理論や利益のことで
平たく言うと損得勘定のことです。
情とは、義理や人情のことで
その人の感情的な熱い部分です。
この2つはどちらが欠けてもまずいし
偏り過ぎはまずいんですね
なぜなら
理しかない人
つまり損得勘定だけの人とは
一時的にメリットが一致して組めても
本当の意味での仲間にはなれません。
なので、
外注さんとして付き合うならいいですが
仲間にはできないのです。
逆に、情しかない人は
感情だけで動くので…
悪く言うとメンヘラ気質です。
感情がポジティブな時は
いい人だし愛されキャラですが
ネガティブや怒りに傾くと
まあやらかす可能性が高いです。
そうなると…
チームの人間関係を壊したり
周りに気を使わせるので
結果的にマイナスな存在になります。
なので
理と情
2つのバランスが取れた人が理想です。
損得勘定だけではなく
義理と人情も持ち合わせていて
感情だけに流されず
理性とあわせて思考ができる。
一般的にこういう人を「大人な人」
と呼ぶことが多いですが
大人な人とチームを作ると
いろいろな意味で安定的になります。
まあ利だけの人とは
外部パートナーとして組めばいいし
情だけの人とは、
適度な距離感でいればいいので…
偏ってる人を
否定しているわけではありません
しかし
チームとなると話は別です。
特にリーダーとなるとなおさら
損得勘定だけのリーダーには
同じく損得勘定の人が集まり
本当の仲間としては
誰もついてきませんし
情だけのリーダーは
メンバーに愛される反面
リーダーの感情に振り回されて
メンバーが疲弊し
人が少しずつ離れていきます。
「リーダーのことは好きなんですけど…」
と言いながら…
情だけのリーダーは人情が厚いので
人が離れることに対して
人一倍、心の痛みを感じるので
めちゃくちゃつらいです。
バランスが大事だと思うのですよね。
理と情
この2つのバランスが取れて初めて
人の和が生まれるのではないでしょうか