人間は自分のポジションのために、勝手に現実を作り出そうとします。
例えば僕の場合は…これまでの人生ずっと
バカにされたから見返すために頑張って成功する
という人生を歩んできました。
頑張って、何かを達成する。
というのを繰り返してきた。
この場合
「他人にバカにされても頑張って逆転する主人公」
というポジションを作っているんだよね。
で、潜在意識はこのポジションを続けようとする
他人にバカにされても頑張って逆転する人
というポジションで在り続けるためには
バカにしてくれる他人
という存在が必要なんだよね。
なので、潜在意識は自動的にこの役割(ロール)を持つ人を、引き寄せたり、作り出したりする。
そうすると僕の現実では、どんなに努力して達成しても
またバカにする他人が現れる…という現象が繰り返し起こることになる。
だからまた頑張って達成する→一時的な喜びの後にまたやってくる、バカにされた悔しさと焦燥感。
これが自分のポジションを続けるために、潜在意識が作り出した無限ゲーム
こわいね〜
僕がこの無限ゲームから降りて気づいたのは、そもそも誰もバカにしてないというか
他人は他人に興味がないので、ほとんどの人は僕をバカにもしてないし尊敬もしてないし
そもそもあんまり気にしていないということ。
つまり、一人相撲だったんだよね。
人はポジションを守るために、都合の良い相手や現実を作るんだけど
色々なケースがある。
例えば
家族のために我慢をする健気な私
というポジションを作るために、自分に我慢を強いる家族を作り出す。
可哀相なお母さん
というポジションを続けるためには
悪い子供や旦那が必要なので、そういう現実を潜在意識は作り出す。
ほとんどの場合
無意識にポジションを作り出していて、無意識にそれを現実化しているので、気づかないんですよね。
そもそもポジションを作ることに、メリットを感じてしまっているから。
例えば僕の場合は
他人にバカにされながらも頑張って達成する人
というポジションのおかげで、反骨精神で努力をすることができたり、人を見返す快感(一時的な)を得ることができる…というメリットっぽいのがあった。
家族のために我慢をする嫌気な母
というポジションを演じている人は、やりたいことに挑戦をしないために
家族のために我慢をしているという、言い訳を使い続けることができる。
なぜなら挑戦をして失敗をするのが怖いから。
このようにポジションを作るのには、メリットが必ずあるんですよね。
だから続けてしまう。
これを続けるのは本当にしんどい
ポジションを手放して楽になると
なんであんなに必死にポジション演じてたんだろう
って思うんだよね。
バカにされてそれを見返すために頑張って達成して、一時的な快感を得ても次にやってくるのは渇望感
だからまたバカにしてくれる他人を作り出して
また達成しても繰り返し。。。永遠に満たされない。
でもそのポジションを手放して
別に他人は他人にそこまで興味がないという
現実の真の姿を見たら、まあ平和な世界だなーって気づいたんですよね
ものすごく楽。
家族のために我慢をする私…というポジションを手放したら
家族は実は自分に我慢を強いていない…という現実が見えて、楽になる。
自分が無意識に作り出しているポジションを見つけて、それをロールする(演じる)のをやめてみる。
そうすると本来の自分に戻れるかもよん。
しらんけど。