雑記

怒りは未消化の自分

いつもなら、穏やかにいられるのに、なぜかイライラしてしまう時。
もしくは、イライラするようなことばかり起きる時。

なぜ、それに対して自分が怒りの反応をするのか?

時間をとって感じてみるといいよ。

怒りの中にはね、
深い悲しみや寂しさが潜んでいる場合が多いんだな。

人間の心は
潜在意識と顕在意識がある。

あなたの顕在意識は
ほとんどが自分を育ててくれた母親の価値観を持っていて

この顕在意識(つまり頭で考える思考)の声は
かつての自分の母親の声だったりする。

私たちはね、親の考えをもとに育ち
いつしか、そこから自立していく。

反抗期になると、反発によって一度否定することによって
怒りのエネルギーで殻を破る。

親の考えが悪いのではなく
自分という、オリジナルの自己を確立させるために
親の考えに対して「納得いかない自分」を創り出して反発する。

母親の考えが悪いのではなく
自分というオリジナリティーを確立させるために
母親の考えに対して「納得いかない自分」をわざわざ存在させる。

だから反抗期は、自己を確立させる【誕生】の儀式みたいなもん。

もし反抗期がなければ(もしくは反抗が足りなければ)
内側に「本当は反発したかった私」が抑圧されたまま残ってしまう。

親が過度に支配的、抑圧的で、
反抗すると叩かれたり見捨てられる恐怖が強いと
表面的に「いい子」で過ごし、内面では「本当は反発したかった私」を残してしまう。

そうすると大人になってから

上司やメンターなどに親に反発したかった気持ちを投影して
関係をこじらせてしまったり

自分の親の声を代弁している顕在意識(つまり自分自身w)
に怒りを感じたりする。

その結果、なぜかイライラしたり
イライラするようなことを引き寄せてしまう。

さて、イライラしてしまった時
怒りを抑えて我慢することで
この課題は先延ばしになるんだよね。

だから、自分の内側をしっかり見つめて

何に対して
悲しかったのか
寂しかったのか
納得いかなかったのか
本当はどうして欲しかったのか
本当はどう言って欲しかったのか

これらの答えがわかれば
あとは、自分がこれからの自分に対して

そうしてあげること。
そう言ってあげること。

母親の考えが悪いのではなく
自分の殻を破って、成長するために必要な価値観の違いを得てきただけということ。

そして自分が気づき、自分を癒やした時
すべてが解放され、すべてが感謝に変わる。

すべては愛だという事実を悟り(無理に思い込むのではなく、自然と気づくだけ)

私たちの魂は、本来の姿に向かっていくんだよね。

すべては愛だと悟れば
過度な自己否定はなくなり
不を過剰に引き寄せなくなる。

これはあくまで自然と悟ればという
意味なのであって

無理やり「すべては愛」と
思い込むということじゃないんすよね

あくまで感覚として
自然と腑に落ちる境地ってこと。

顕在意識に偏りすぎる
頭でっかちだと

「すべてを愛だと思わなきゃ」という
努力目標にしてしまう。

その結果
「すべてを愛だと思えない自分はダメ」
という二重否定をしたり

「嫌なことが起きるのは
すべてを愛だと思えてないから」
と強迫的否定をする。

だから、そうじゃないねーん!笑

自然と悟るのと
無理に思い込むのは
別次元の話。

勉強じゃないんだから
詰め込んで無理に覚えるとかじゃ
ないねんw

特に現代は
何かを賢くうまく利用したり
短期的に簡単に成功する
みたいなのを求める人が多いから

深い内的変容プロセスを時間軸で待てない。

つまり、まだ
「頭で理解する段階」にある学習者
ってこと。

それはそれで、その人に必要な
プロセスのひとつなんだけどね。

ま、努力よりも
自分に優しくすることよ。

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