雑記

問題をやめてもいい

問題にすることをやめてみる。

これが問題だ。とか
これがダメだ。とか
これをなんとかしなきゃ。とか

もし、問題だと思っているものがあるなら

問題にすることをやめてみる
問題だと定義することを手放してみる

うちの子は発達グレーで
町中に地図があると、そこから動かない。
案内地図とかね。

なので、移動がめっちゃ難しい時もある。

それを【問題】だととらえるのか
それとも【個性】だととらえるのか
それとも、好きなものに没頭できるという長所としてとらえるのか

それは、自分次第なんだよね。

物事っていうのは、それ自体は問題じゃなくて
問題にしているのは僕らなんだよね。

仏教の考え方で

生老病死というのがある。

これは生きる上で避けられない四苦だという。

僕は20代の頃、尊敬していたメンターみたいな元修行僧のおじいちゃんにそれを教えられ

「生きること、人生はそれ自体が苦しみだからせめて、食べることやお酒でごまかしているんだよ」

と教えられ、へこんだw

でも、30代で、気功を教えてくれたおじいちゃん(この人も元修行僧w)が

生老病死は、4つの苦しみではなく、4つの喜びだって教えてくれたんだよね。

四苦(しく)の考えでは
生きることは苦しい
老いることも苦しい
病気も苦しい
死ぬことも苦しい

という考えなんだけど

先生の教えでは

四喜(しき)
生きることは有り難い
老いることも有り難い、
老いるまで生きられるのは有り難いし、人生それぞれの時期の楽しみ方がある。
病気も有り難い、病気は死と生の間にあるクッションで、生活習慣や考え方の間違いを教えて、生に戻るヒントをくれる。
死ぬこともまた、有り難い。
もし、永遠の命なんてものがあったら、そのほうが怖い。
終りがあるからこそ、僕たちはお互いを大切にし、慈しむことができる。

だから、四喜なんだよ。

この先生は死ぬ直前にも

「私が死んだくらいで泣かないでください、それは迷惑だ!
私の死くらいのことで、あなたのかけがえのない人生の時間を悲しみに使わないように」

と言っておられました。

僕は四苦の考え方より
先生の感が方のほうが肌に合っていると思ったので
都合よく取り入れることにしました。

思えば最後まで酒を飲んで「ガハハ!」と笑っていた人でした。

四苦の世界を生きるのか
四喜の世界を生きるのか

自分で決めて良いんだよ。

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