マインドには3つのステージがあります。
1,被害者マインド
2,開拓者マインド
3,神様マインド
被害者マインドとは
被害者意識で悲劇のヒロインを演じて
環境や人のせいで今のダメな自分がいる
と思っている状態です。
親のせいで…
メンターが…
国が…
環境が…
時代が…
社会が…
被害者でいることで
自分のダメな部分から目をそらして
何かのせいにできるから楽
というメリットを無意識に感じているので
抜け出せない人が多いのです。
わざとできない理由を見つけたり
わざと邪魔されるように仕向けたり
邪魔されていると思い込んだり
わざと人を怒らせたり失望させたりして
(全部無意識)
「ほら、やっぱり何かのせいでダメなんだ」
と確認する作業を
人生の中で何度も繰り返しています。
こういう人は
「潜在意識を使っても願望なんて叶わない」
と言っていますが
「願望なんて叶わない」
をしっかり叶えているんですね。
開拓者マインドは
自己責任で、自立的に生きる人のマインド
全部自分次第で変えられる。
というマインドです。
まあ経営者とかに多いですね。
僕は若い時、被害者マインドだったのですが
友人を失い絶望していた時に
ウクライナを旅して
たくさんの人に親切にされ
助けられ、現地で友人がたくさんできて
心が入れ替わった時に
帰国して電車の中で
「100%自分原因説」という
本のタイトルを見て
開拓者マインドに切り替わったんですよね。
そのおかげで
起業して売上を出して
自立することができたんです。
ただし
この開拓者マインドは短期的には強いのですが
長期的には疲れていきますw
経営者に病んでいる人が多いのも
自己責任でずっと頑張り続けてるから。
実は
開拓者マインドの上のマインドが
神様マインドです。
自分の力ではなく
大自然、宇宙、みたいな何か
大いなる流れの中にいて
その流れに沿って生かされている
という感覚です。
被害者マインドでは
何かのせい…という感覚でしたが
神様マインドでは
ニュートラルです。
良いことも悪いことも
すべてをジャッジせず
ひとつのご縁と捉えていく。
開拓者マインドでは
何事もポジティブに受け取っていたのですが
神様マインドはジャッジしません。
ネガティブでもポジティブでもないんです。
ここまで開拓者マインドで
自分の力で、自己責任で…
でうまくいっていた人は
それを手放すことが難しいので
なかなか神様マインドにいけなかったりします。
ここまで知ると
「じゃあ神様マインドになります」
という方もいるのですが
実はそれがひとつの罠なんです。
それは
ステージはちゃんと
順番にクリアしないといけない。
ということです、飛び級はできないんです。
被害者マインドだった人が
開拓者マインドを飛び越えて
神様マインドに行こうとしても
エセ悟りストみたいなのが誕生します。
そういうの、SNSにいっぱいいます。
「想うだけで叶っちゃう」
「臨時収入が来ましたー!」
「宇宙にオーダーするだけ」
と表では良いことだけ報告しつつ
実はたいして変わっていないどころか
夫婦関係や金銭面もボロボロな人たち
なぜなら、開拓者マインドのステージで
自己責任の生き方をやりきらないで
神様マインドのステージに行こうとしても
依存的にしかならないからです。
だから
被害者マインドを充分味わって
被害者マインドの人生に絶望しw
そこで自分原因説に気づいて
100%自己責任でやりきって
それで、神様マインドに行く。
この順序が大事なんですな。