先日、スーパーでチョコレートを買いに行った時のこと、セルフレジのお釣りの受け皿に500円玉を含む小銭がいくつか入っていました。
別にその小銭を貰ってしまった所で誰もとがめないだろうし、バレもしないと思います。
しかし、すぐに店員の人に小銭を渡しました。
誰かが忘れた小銭を盗るような、卑しい人間になりたくないからです。
そして、小銭を盗った場合、金運が下がります。
僕は割とお金持ちの知人が多いですし、逆に貧困状態の人も多く見てきました。
そこでわかったことがあります。
多くのお金持ちは、なるべくしてお金持ちでいます。
ドナルド・トランプは何度か破産をしましたが、破産するたびに大富豪として復活しています。
逆に、多くの貧乏な人は、あるべくして貧乏になっています。
統計によると、宝くじで大金を得た人のほとんどが、宝くじを当てる前よりも貧乏になってしまうそうです。
実際、僕も多くの貧乏な人を見てきて
「これはたしかに貧乏になるな…」と納得ができるケースがほとんどです。
ケースを挙げるときりがないのですが
昔、ある起業家志望の女性がいたのですが
クレジットカードも作れない、借金はある、生活のお金に困っているという状態でした。
その方が、カウンセラーとして起業をすることになったそうでした。
まあカウンセラーと言っても経験があるわけでも、資格があるわけでも、カウンセラー養成講座を受講したわけでもない上に
集客のやり方も知らなかったので、お客さんを取るのは難しいと思っていたのですが
起業家交流会で知り合ったお友達が、お客さんを紹介してくれたそうなんですね。
紹介料として2割を払うという約束での紹介だったそうですが
いつまでたっても紹介料を振り込まず、メッセージも既読無視のままだったそうです。
つまり、紹介料を払わずに逃げを決め込んでいたんですね。
僕はきっとそういうトラブルを起こすだろうなと思って見ていたので「やっぱりなあ」と思ったんです。
きっと彼女は、お金を手に入れて、衝動的にすぐお金のすべてを何かに使ってしまったか、一度手にしたお金を1円でも失うのが惜しくなったのだと思います。
おかげで「あの人やばいらしいよ」という噂はその人の周りで広まり
紹介が来ることはもちろん二度とありませんし
あらゆる人に【やばい人認定】されることになりました。
しばらくした後、彼女はSNSも更新しなくなり
その界隈から姿を消しました。
全員とは言いませんが、金銭的に困窮してしまう人の多くは
このように、目先の損得や感情にとらわれて、自分で自分を追い込むようなことを平気でしてしまいます。
最近は自分のお客さんか、富裕層の人としか接する機会がほぼないので
こうした頭の痛くなる話は僕の周りでは聞かないのですが
5年くらい前は結構こういう話が周りでありましたし、僕も「してやられた」ことが何度かあります。
だいたいやらかしてしまう人は貧乏な人で、消費者金融や個人からの借金がある方が多いんですよね。
自ら貧乏の道を突き進む行動原理を持っているんです。
さて、逆に
お金持ちの人というのは、お金持ちになる行動原理を持っています。
生まれ持ったお金持ちは置いておいて、自らお金持ちになった人の多くは
お金持ちになる行動原理を持っているため、何度人生をやり直してもお金持ちになるような人です。
その行動原理はすごく単純で、要するに貧乏になる人の真逆なんです。
先程の例でもそうであるように、貧乏な人ほど目先の欲望や損得に左右され、長期的な人間関係やお金をぶち壊します。
そして、お金(しかも小銭)のために人間関係を壊したり、健康を壊したり、お金以外の何かをぶち壊します。
お金持ちになる人はその逆で
・目先の損得ではなく、長期で考える。
・お金以外の富の価値に気づいている
という2つの性質があるんです。
まず、お金持ちになる人ほど長いスパンで物事を考えます。
例えば、財布を購入する時のことを考えてみましょう。
貧乏になる人の多くが「安いから」という理由で安物の財布を購入します。
その結果、すぐに財布がボロボロになり、何度も買い替えて多くお金を支払うことになります。
お金持ちになる人の多くはその逆で
多少価格が高くても、長持ちをする財布を買います。
その結果、何度も財布を買い替えなくても済むので、長期ではコスパが良いんです。
このように、財布ひとつ取っても
お金持ちというのは長期スパンでものを考えているんですよね。
またお金持ちほど、現金そのものよりも
人間関係や健康などに価値があることを知っているので
お金のために何かを壊したりはしません、むしろ人間関係を豊かにするために多くのお金を投資します。