自然法則として
プロセスを飛ばして結果だけを得ると、命は弱くなるという原則がある。
例えば、車に乗らずに歩いて出かけると
体が強くなり、健康になる。
車を使うと便利だけど体が弱くなり、老化していく。
栄養がすべて入ったサプリを飲むと、簡単に栄養摂取が完了するけど
顎のチカラや、脳の力が弱くなる。
(味覚が脳を刺激しているため)
今の時代は過度に便利になっていて、結果だけを得ることが簡単になっている
からこそ結果を取るのか、プロセスを取るのか選ぶ必要があるんだよね。
例えば僕は
マルチビタミン&ミネラルのサプリを飲んでいるんだけど、これは「とりあえず必須栄養素を即摂取」という利便性はものすごく高い。
けど、様々なプロセスをすっ飛ばしている。
同時に家庭菜園で野菜も育てているんだけど、これはものすごく効率が悪い
野菜はスーパーで変えば一瞬で手に入る。
でも毎日水をあげたり間引きをしたり、様子を見る。
これはプロセスを最大に味わっている。
どうやって種から野菜が育ち体の中に入っていくのか、というプロセスと繋がることができるから心は豊かさを感じることができる。
豊かさを感じると安心感を得る。
毎日、完全栄養サプリを飲んでいたら利便性は高い、結果だけを得ているから
でも体も脳も弱りプロセスが見えないから豊かさを感じない、だから不安になっていく。
現代人が弱り不安になる理由が、結果だけを得ようとしているからなんだよね。
コンビニでコーヒーを買って飲んだら簡単だけど
薪を拾って火を起こして、豆から挽いたコーヒーを飲んだら命は強くなり、豊かさを感じる。
でも効率はめっちゃ悪い。
結果だけを得るのが悪いという意味ではなく
効率を選ぶのか
プロセスを選ぶのか
物事によって変える必要があるんだよね
例えばビジネスでいうと、Zoomで喋れば効率がいい
でもリアルで会って喋るからこそ
お互いのご縁は強くなる。
効率が必要な時と、プロセスが必要な時で分けていくといいんだよね
➔普段のミーティングはZoomにする
➔数ヶ月に一度は会ってご飯を食べる
このように、効率を重視するのか
プロセスを重視するのかを分けるんだよね。
➔普段の移動は徒歩でプロセスを選ぶ
➔仕事の移動は新幹線で結果を選ぶ
偏らず、ちゃんとバランスを取るのが大事
例えばさ、自給自足の生活をしようとする人も世の中にはいる。
これはプロセスにめちゃ偏ってて
まあそういう人たちでも、電気は買ってるとか調味料や服は買ってるとか
要所要所で結果を選んでたりするんだけど、ほとんどはプロセス。
そういう生き方も素晴らしいけど、利便性がないから
もし、何か成し遂げたいととがあってもそこにたどり着けない。
逆に、タイパを重視して完全栄養フードを食べて、移動はすべて乗り物
人付き合いはすべてLINEかZoom
これは利便性は高いけど命が弱くなり、精神は不安に偏り、ゆっくりと崩れていく。
結果とプロセスのバランス
新幹線を使う時もタクシーを使う時もあれば
あえて山に入り、地面を踏みしめて歩いてみる。
完成した食事を買うこともあれば自分で育てた野菜を使って
自分で料理をしてみる。
Zoomで話すこともあれば、遠くても現地に足を運び
人と一緒に食べたり飲んだり、歩く。
普段はYouTubeで音楽を聴いていても現地に行って、生演奏を聴いて
演奏者と喋ってみる。
結果とプロセスを、どちらも味わう。
そんな生き方が、現代では理にかなっていると思うのですが
いかがでしょうか。