雑記

自分が自分の毒親になるのをやめよう。そして抱きしめよう。

自分の価値を高めて、最高の自分を目指す!

という考え方は、形を変えた【毒親の呪い】なんですよね。

・最高の自分になろう!
・あなたには最高の価値がある!
・成功者になろう!

という考えに「私も、そうならなきゃいけないのかな」と不安が刺激され

そうしたセミナーや講座で頑張ってしまう…けど、最終的につらくなって離れてしまう。
という経験を持つ方が、僕のところに相談に来ることも多いです。

たくさんの人脈!最高の仲間!強い自分!一流ホテル!

なんかキラキラしていて、惹かれますよね。

でも、実際に頑張ってみると
ポジティブな自分じゃなきゃダメ、ネガティブな自分とはさよなら!と力んでみたり
自分のネガティブな部分を悪者にして、長時間向き合うワークをしてみたり…(自分の一部を悪者にして向き合うSMプレイw)
無理に笑ってみたり、ハイテンションについていこうとしたりして

いつのまにか心も体もボロボロになっている…。

特に
自己否定や無価値感
寂しさ、怒りなどの抑圧が強い

アダルトチルドレンさんにとっては
めちゃくちゃクリティカルでつらいものです(ToT)!笑

SMプレイを通り越して、謎の苦行ですよ、インドのエクストリームなお坊さんがやってるような苦行。

陰(マイナス)な自分はダメ
陽(プラス)の自分にならなきゃダメ

という思い込みが、起点になっているから

無価値感を埋めるために
学んだり、セミナーに参加したり、ワークを頑張ってみたり
ポジティブな仲間を作ってみたり、無理に周りに感謝しようとしたりしていると

ポジティブを装うカリスマ的な人に強烈に惹かれるんだよね。

・私みたいなれば幸せになれる!
・ポジティブになれば幸せになれる!
・ドバイで豪遊すれば幸せになる!

っていう、幻術をかけられる(というか勝手にかかってるw)

これは実は毒親の呪いを、自分で再現してるんですよね。

幼少期の頃はさ、
弱い自分も、泣いてる自分も、わがままな自分も、全部ありのまま、親に認めてほしかった。
「どんなあなたでも大好きだよ」って言ってほしかった、抱きしめてほしかった。

でも、そんな自分でいることは許されなかった。

明るくないと、元気じゃないと、いい子じゃないと、我慢強くないと、しっかりしていないと
認めてもらえなかった。

で、大人になって

ポジティブなカリスマ型の先生を親の代わりにして
明るくていい子を演じてる。
そして、依存していく。

あなたがやることは、無理にポジティブになることじゃなくて

ネガティブな自分も
弱い自分も
ダメな自分も
クソな自分も

親の代わりにあなた自身が、
ゆるして
認めて
愛してあげることなんだよね。

そうすれば、もう外側に「親」なんて求めなくなるから。

本来の自分を否定して
何かを演じようとしたら

そりゃやればやるほどつらくなるわな。

自分のネガティブな思いも、否定しない。

感じきっていこ。

寂しいなら寂しいを感じきる。
不安なら不安を感じきって泣いてみる。
怒ってるなら怒りを感じきってみる。

そこにジャッジをいれない。

あなたが幸せになるために、
何かをつけたしたり、変わる必要はない。

ただ、本来のあなたを取り戻すだけでいい。

本来の自分に戻って
自分が自分を愛することができるようになると

その結果(というかもはや単なるオマケ)として

パートナーを愛を育んだり
良い仲間に恵まれたり
日々を楽しめたり
自分にくつろいだり

という流れが生まれるんですね。

自分が自分をゆるして愛さないと
「何かを埋めないと」
「自分にはなにか欠落してる気がする」
「何者かにならないと」
「認められないと」

そういう、不足感、焦燥感、欠乏感が生まれるんですね。

つまり、不の世界に入る。

不の世界で、悲劇のヒロインごっこをしても
どんどん不足感が大きくなるだけ。

そんなものもう飽きたのなら
そろそろ自分を抱きしめよう

心のなかに、幼い頃の泣いていたあなたが、まだいるはずだ。

そして言ってあげよう。

「どんなあなたでも大好きだよ」
「ごめんね、ずっと無視しつづけて」
「あなたをなかったことにしようとしてごめんね」
「あなたはいらない子なんかじゃないよ」
「ずっとずっと、大好きだよ」
「ずっと一緒だからね、ありがとう」

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