起業

不安を起点にしないビジネス

告白します。ずっと不安を起点にビジネスをやっていました。

そして、不安を起点にしている限り、その不安が現実化する。そして、その不安を解消するためにまた達成をする。達成をすると短期的な快楽を感じる。そして次にやってくるのは不安という無限ゲームになります。

僕もそうでしたが、この不安と達成の無限ゲームから抜け出せない起業家さん…売れっ子な人ほど多かったりします。

外見はきらびやかで大成功していても内面は不安と達成の連続でボロボロだったりします。

売上が落ちることに不安があるから頑張って集客をする。
未来が不安だからお金を集める。
お客さんの結果が出ないのが怖いから長時間コンサルを提供する。

とにかくもりもりに提供する。

感謝されるけど実は不安が起点。

コミュニティから人が離れることに不安を感じ、自分よりずっと人徳のある人にメンバーさんが離れていくのではと不安を感じる。そうすると共有すれば強化されるの原則通り、トップが不安を起点にしているとみんなが安心できなくなる。そして不安が現実化される。

そして、不安だからまた頑張ってビジネスをやっての繰り返し。

僕だけでなく、起業家の7割くらいがこの無限ゲームに陥るのではないでしょうか。特にカリスマ的で売れている人が親しい内部の人にあの人はメンヘラだと言われたりしますが、売れるほどに不安が巨大化するのが原因です。

僕は不安を起点にするのではなく、別の生き方に気づいたんですよね。

それは…今ある豊かさに気づき、今ある豊かさを受け入れ、不安から何かを達成するのではなく、今ある豊かさを広げていくイメージでビジネスをすること。

しかし、現代社会はこの今ある豊かさに気づきにくい構造になっています。

そもそも、資本主義そのものが不安の上に成り立つ構造です。だからこそ今ある豊かさを感じるために定期的に自然に入ることにしています。

自然はあるがままの私を全て受け入れてくれます。自然の中に入ると、今ある豊かさに気づき、豊かさを広げるビジネスができるようになるんですよね。

僕はこれまでビジネスで売り上げを達成してきましたが、不安が基盤になっていたんですよね。

ところで、創造と作るの違いって分かりますか?僕は女性がビジネスで豊かになり自由になるのが当たり前の社会を創造しようとしていますが、創造するためには、前提として自分自身が豊かで満たされている必要があるんですよね。

今より豊かさを拡張して溢れ出たものをただ巡らせる。しかし、不安や不足感を基盤にすると作るになってしまうんです。

そして不安を基盤にすると不安な人たちを引き寄せやすくなります。

創造とは、豊かなものをさらにこうなったらいいなという意図なんです。

創造ステージに上がるとみんなでものすごいパワーで理想を叶えることができます。

これまでの日本社会はあまりにも自分さえ良ければいいという個人主義に偏っていました。

分離している状態です。

しかし、個人主義になればなるほど全体の一部ではなく自分という個が独立しているという不安感、分離感に襲われます。

しかし、豊かさを拡張することにより、大自然の一部として生き生きと、全体を豊かにして無限の豊かさを享受する、そんな感覚で生きることができるようになるんです。

そんな生き方はめちゃめちゃ楽な上にありえないほどの結果をもたらします。

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