古田です。
起業の世界を見てみるといつも思うのですが…
1,売れて目立っても、花火のように消えてしまう人…
2,売れてもそこから停滞する人…
3,売れてさらにステージが伸び続けて、グングン上昇し続ける人…
がいます。
あなたはどうなりたいですか?僕はずっと3を目指しています。
1,2のように売れても伸びなくなってしまうタイプの人と
売れて伸び続ける人の違いはなんでしょうか?
違いはいくつかあるのですが、
ステージを上げないと見えないある大事なファクター(要素)があることに気が付きました。
それは信頼のレバレッジです。
レバレッジとはテコの原理という意味で、
1の力を100に増幅させるようなことをレバレッジと言います。
売れてもステージが下がってしまう人は、
信頼のレバレッジの力を味方にすることができてないんですよね。
信頼のレバレッジとは
長くビジネスをしていくなかで
信頼できる人間関係が増えていくことを言います。
そうすると、想像もしなかった化学反応が起きて
ステージを押し上げるエンジンみたいになるんですよね。
例えば僕の場合…
コンサルの生徒さんと信頼関係を作り続けてきたからこそ…
認定コンサルさんが増えているんです。
なぜなら認定コンサルさんは皆、もともと僕のコンサルを受けてくれて結果を出してくれた人たちだからです。
僕はコンサルをしっかり提供して、信頼を持ってもらい
生徒さんも、相談したり行動したりしてくれて、結果を出したら感謝の気持ちを伝えてくれるから
僕も信頼感を持つことができます。
そんなお互いの信頼関係があるからこそ
僕は、認定コンサルさんが増えれば増えるほど、起業の家が拡大するレバレッジを得ることができたし、
認定コンサルさんも、起業の家の仕組みやチーム力によってレバレッジを得ることができています。
お互いの信頼関係があるからこそ、お互いに上昇できたわけですね。
他にも、ビジネスパートナーとしてプロジェクトを組む方も、
お互いに信頼できるからこそ、組んでいる人たちです。
契約書を交わさなくても、手放しでお互いに信頼できる関係性です。
だから契約書も用意していませんし、
プロジェクトに参加していただくのに、「いくらですか?」という質問もしていません、
向こうもお金の話をすっとばして、めちゃめちゃ良い仕事をしてくださっています。
僕からすれば
「確実にいい仕事をしてくれるし、最後まで一緒にやり遂げてくれるし、適正な値段の請求をしてくれるに違いない」
と信頼しているし、相手方からしても
「古田さんなら請求をすればすぐに払ってくれるでしょう」
と信頼してくれているわけです。
僕が思っていたより高かったとしても、それが価値ですので、速攻で気持ちよく払います。
もちろん、適正な値段でしか請求してこない人たちだという信頼があるからこそです。
(そんなところでふっかけるような人とはそもそも関わってないので)
中途半端な関係性しかない人たちと、こういうことをすると
ただの「信頼してる風ごっこ」で必ずトラブルになりますが
何年もビジネスをしていると、これくらい相互に信頼できる関係が
いくつも構築されているんです。
このように、信頼できる関係を起業生活の中で作れる人は…
ステージを上げていくし、
いくら実力があったり頭が良かったりしても
これを作れない人はステージを上げるのはとても難しいです。
じゃあ信頼ってどうやって生まれるんでしょうか?
信頼関係を作る過程って
1,細かく信頼を刻む
2,大きく信頼を得る
の両面があって、
素晴らしい信頼関係を作れている人の顔を思い浮かべると
基本的には1と2の両方だなーって思っています。
もちろん大事なのは1で、細かい信頼を築けない人に信頼関係は作れません。
細かい信頼を刻むとは、
小さな約束を守るとか、
確認や報告をしっかりしてるとか、
金銭のやり取りを間違いなく行うとか、
相手をリスペクト(尊重)するとか、
そういうことです。
こういうのって誤魔化したり、取り繕ったりできないですよね。
付き合いが長いほどその人の本質が出てくると思います。
いくら人柄が良くて接しやすい人でも
小さな約束を守れないとか、
ミスや漏れが多すぎるとかだと
この人のことは嫌いじゃないけど、ビジネスで組んだりはできないなあ・・・となってしまいます。
そういう人と組むと安心できないからです。
ほんの1ミリでも不安を感じるような人とは最初っから組みません、だから僕は基本的に安心して毎日を過ごしています。
もちろん、誰でもミスをすることはあります(僕はもちろん!)
でも
「まあこんな優秀な人でもミスくらいするよねー」
って思える人としか組まないので
ミスがあっても特に気になりません。
まあありますよねって感じです。
人間は不完全ですので、ミスもやらかしもするのですが
それでも、誠実さ、やらかした後の対応などなどで
信頼関係って変わっていきますよね。
こういう小さな信頼関係を刻むってすごく大事なのです。
僕もやらかすことは全然あるので、こんなことを書いていること自体が恥ずかしいのですが
ほんと、ここだなーって思います。
やらかした後の対応も大事です。
以前、お客さんに金額以上を間違えて請求してしまい、
すぐに気づいて返金したのですが
その時、返金するべき金額より3000円だけ多く返金して
「ご迷惑おかけしたので、これで高めのランチでもしてください!」
とメッセージを送りました。
それで信頼を得たのもあり、その方は後々良いリピーターさんになってくれました。
やらかした後の対応はとても重要です。
最近も、人の紹介で入った高級フレンチのお店で
自分のコートと、他のお客さんのコートを間違って着てそのまま帰ってしまう…というやらかしをしてしまい…
(なんかコートが縮んでんなーと思った)
とにかくすぐにコートを速達でお店に送るのと
菓子折りをつけて送ることにしました。
やらかしたのはめちゃめちゃ恥ずかしかったですが
こういう対応で信頼できる人かどうかが見えてしまいますよね。
そして、
なるべく誠実に人と接するように心がけています。
あとやっぱり、大きく信頼を得るのも大事で、これができると
本当に強い味方ができます。
大きく信頼を得るタイミングって色々あるんですが
一番はやっぱり
相手がどん底に落ちている時に、無条件の味方でいてあげられるかどうか…だと思います。
僕自身、どん底に落ちたことが何度かあって
そんな時に味方でいてくれた人のことは、ずっとサポートしたいなって思うし
そういうのってマジで忘れないんですよね。
逆に、普段はいい顔をしていても、ちょっと落ちた時に態度を変える人はそれだけで
二度と信用できなくなりますよね。
今、すごく良い信頼関係を作れている方って…
・僕がどん底だった時に味方でいてくれた人
・その人がどん底だった時に僕が味方でいた人
のどちらかなんですよね。
ビジネスってステージ上がれば上げるほど、信頼関係を積み重ねるゲームです。