うっす古田です。
起業の世界を見ていると、伸びていくビジネスとそうじゃないビジネスの違いが明確なんですよね。
特に、コミュニティや組織化をしているビジネスほど違いが出てきます。
例えば、僕はハーリーティーフーラというセラピーを教える協会をやっていますが
協会系でよくあるのが、コピーを量産するかのように同じようなセラピストや講師を作り出していく協会。
マニュアルがあって、同じことを同じようにできる人を作っていく型です。
しかし、これからの時代に広がるのはコピー量産型ではなくそれぞれの個性を活かせる形の協会です。
なので、うちでは個性を活かしてもらうために
ルールで縛ったりしませんし、他のコンテンツを組み合わせてオリジナル風で売り出してもいいし、なんなら名前を変えて独自のネーミングで売り出すのもアリにしています。
別にハーリーティーフーラという名前でなくてもいいんです、それぞれがそれぞれのネーミングでやっていれば。
「俺のセラピーが全国制覇をする!」とか「成功者として有名になって崇められたい!」なんて野望ももっていないですし、それぞれが自由に輝いていればそれでいいです。
そういう、それぞれに個性を活かせるチームに重要なのが、トップの在り方なんですね。
ルールで縛ったり、権威で崇めさせたりするよりは
良い意味で適当かつ緩いリーダーがこれからは求められますし
上限関係よりは丸い関係性のほうが発展していきますし
特に大事なのは、リーダーが常に学び続けることなんですよね。
リーダーが新しいことを学んで取り入れるのをやめると
みんな、原理主義者になります。
原理主義者とは
「うちのメンターが正しい!うちのメンター以外は全員正しくない!」
「うちのノウハウこそが唯一正しい!!」
「うちのスピリチュアルパワーこそが最高!それ以外は雑魚!」
と、自分の所属する組織やコンテンツを熱心に信仰するあまり、それ以外を受け取れない状態になってしまった人のことです。
まあネットワークビジネスとか好きな人に多いですよね。
どうしてそうなってしまうかと言えば、リーダーが新しいことを学ばず、現状で満足しているからです。
リーダーが常に新しいことを学んで取り入れていれば
「リーダーもまだまだ成長途中(つまり未熟)なんだ、うちのコンテンツもまだまだ成長しているんだなあ」
と自然とみんなが思うので、原理主義に走りません。
まあ、今まではわざと原理主義者を生み出して、教祖になろうとするリーダーが多かったわけですが
これからはそういうものは広がらなくなりますね。
僕は常に学んでいる姿を、受講生さんやセラピストさんに伝えるようにしていて
コンサルとしては「最近もアメリカの最新マーケティングを学んだんですが、このノウハウが面白くて〜〜」
と、新しく学んだことをシェアしていますし。
セラピー協会の代表としては、潜在意識について学んだことを取り入れてシェアしたりとかしています。
そもそも僕は全然未熟だし、すごい人でも偉人でもなんでもないので
常に学び、それを常に伝えていくのが当たり前だと思っています。
潜在意識についても、講座を受けて学んでいますし
今日はコンサルの卒業生さんの講座を受けてきました。
「古田さん、本講座に入ってもっと学んでくださいね」
と卒業生さんに笑顔で言われたので「YES」と言うしかありませんでした。
まあそんな感じで、なんかどっかで見つけた良さそうなところから学ぶこともあるし、コンサルの卒業生さんから学ぶこともよくあります。
「俺が講座を受講していたら、トップとしての威厳がなくなる」
みたいなことは思いません、威厳とかいらないからw
こうやって僕自身が学んでいると、認定セラピストさんたちも
「こだわらずに色々学んで取り入れてもいいんだ」と自然と理解してくれるので
みんな色々学び始めます。
すると色々なツールや、色々な考え方を身に着けた人たちがいい感じにコンテンツを融合させて個性を発揮し始めるので
勝手に盛り上がり始めます。
認定さんを囲い込むのではなく、
積極的に色々学んでもらったり、色々な世界に行ってもらって
それで自分なりに個性的なものを作って、そういう人たちが集まる協会になればいいなーーって思ってるんですよね。
そして
これからは個性の時代になるので
発達障害的な人が活躍する社会になります。
(僕も発達障害寄りですし)
資格や没個性な教育を受けた人より自分にしかできない個性を発揮する人が輝きますし
コピーをたくさん作る資格制度は古いものになっていきます。
講師の独自の強みを引き出して伸ばせるところが広がります。
組織×没個性でもなく
個人×個性でもなく
組織×個性が最もパワーを発揮します。