起業

競合のいないビジネスの作り方

競合さんが多いと、ビジネスは安定して伸びません。

気づかないところで見込み客が競合に流れていって「理由は分からないけど集客できなくなった…」となります。

一番良いビジネスは、競合はいないけど見込み客がめっちゃいるビジネスです…が、そんなの普通はありえないですね。
 
まあ、パン屋が存在しない町に行ってパン屋を開業するならありえますけど、そんな町ないですからね。

でも、自分次第で競合が圧倒的に少ないビジネスを作ることができるんです。

それは

誰も真似できないくらい圧倒的に専門的になる。

です。

例えば、山梨にはいちやまマートというスーパーがあります。

このスーパーでは合成着色料(タール系)を使った商品を一切置かないというルールがあります。

競合他社には「そんなんじゃ潰れるぞ」という目で見られましたが

無添加やオーガニック、グルテンフリーの食品を集めたスーパーとして

山梨を中心に15店舗展開、売上258億円の規模に成長したそうです。

なぜここまで健康にこだわるのか…それは社長の親族が病気で亡くなってしまったのがきっかけだそうです。
 
 
似たような戦略のビジネスとしては、米国のザ・ボディショップがあります。

ここは無添加で自然派の商品しか置かない化粧品メーカーというだけではなく

「痩せなきゃいけない」という強迫観念を植え付けるような広告を出さない、人にも環境にも優しい商品しか開発しないという強い信念に近い理念があります。

昔、化粧品の開発では

うさぎを使った実験をするのが一般的でした。

化粧品を拘束されたうさぎの目に塗って、危険かどうかを判別したりするんです。

ザ・ボディショップは、うさぎを虐待して商品開発をする現状に反発し

うさぎを実験に使ってはいけないという法律を作るために、動き出しました。

しかし、大手化粧品会社がロビー活動をして

逆にうさぎを使った実験をしていない化粧品は販売してはいけないという法律を作ろうとしました。

ザ・ボディショップはこれに対してデモや市民運動を始めますが、大手には勝てません。

うさぎを使った実験をして商品を開発しないザ・ボディショップは法律が通れば潰れてしまいます。

ザ・ボディショップのお客さんはそんな理念に共感をしてくれて買い続けている人たちばかりでした。

そこで、お客さんに【うさぎへの実験の反対】のチラシを配ったところ

デモに数万人以上のお客さんが加わるようになり

大きな運動となって、最後にはうさぎを使った実験は法律で禁止されました。

現在では、日本に置いてもうさぎを使った実験は廃止されています。

いちやまマートも、ザ・ボディショップも強い信念があるからこそ
専門的に尖ったビジネスを進めることができました。

売上のことしか考えていない経営者なら、
売りやすく合成着色料できれいにされた食品を売ったり
売りやすい化粧品を作って売ったりするでしょう。

たしかにそれが儲かるかもしれませんが
個性がないし専門性もないので、そのうち大手に負けたり、競合が増えて儲からなくなります。
(自分が最大手クラスにならない限りはね)

でも、信念によって作られたビジネスは
競合他社が真似しようとしないので、ライバルのいないビジネスになります。

「合成着色料のある商品を売らないスーパーなんて潰れるかもしれない」
「大手に逆らったら潰されるかもしれない」

そんな中でも、突き進んでいけたのは
損得勘定ではなく、信念のためのビジネスだったからです。

だから、お金至上主義者には絶対に作れない。

西郷隆盛は言いました。

「金も地位も名誉もいらんって奴が一番強い」

ビジネスでも、損得勘定を超えた人間が一番強いんじゃないかと思うんです。

ほとんどの起業家は、稼ぎたいから、楽な生活をしたいからという理由でビジネスをしています。

それで良いと思います。

でも、本当に信念を持った起業家は競合が入れない独自の世界を作ります。

「無添加が儲かるらしい」と今になって参入しても
「オーガニック化粧品が儲かりそうだ」と参入しても

お客さんは馬鹿じゃないので、わかります。

僕は女性が起業によって自由に輝く世界を作るというミッションで株式会社Takibi-Lonoを経営していますが

本気でそう思っています。

「ミッションを作ると共感されるから集客ができる」なんて、起業コンサルが言いがちな薄っぺらい理由でミッションを掲げているわけじゃありません。

女性起業家が増えてきたから、女性を集めれば儲かりそう…という簡単な気持ちで参入しても
長期的にはもたないでしょう。

だって女性たちを相手にするのって大変なことなんですから。

最近、【HSP専門のコンサル】的な人も見かけますが

その人自身もHSPという方もいますが

中には明らかにギラギラしたHSPとは真逆のタイプの人もいて

HSP起業をテーマにすれば集客できそう…というマーケティング的な理由だけでやってるんだろうなー…って思う方もいます。

でも、それでうまくいきますか?

きっとほとんど集客できないか、短命で終わると思います。

専門性を作るって、多かれ少なかれ情熱が必要です。

女性向けの男性コンサルという領域が僕の専門性です。

たまに「女性に囲まれてみたい」くらいの軽い気持ちで女性向けコンサルを名乗る方も参入してきますが、すぐに消えます。

男性が大勢の女性をまとめるって生半可じゃないんですよ。

女性向けコンサルの男性で、長年やっている方を数人知っていますが(知っているだけで交流はないけど)やっぱり元々女性に合った気質を持つちょっと特殊な人が多いです。

すごく柔らかい人とか、男性だけど女性性が強そうな人とかね。。。

ちなみに、
女性の中に入っても違和感がない遺伝子を持つ男性が稀にいるそうですが、
遺伝子検査をした時に、僕もその遺伝子だと言われました。
 
産まれた時から姉と遊びながら育ち…
少女漫画を読み…(矢沢あいが好き)
高校の修学旅行ではなぜか女子の部屋で寝て(荒れた学校だったので、用心棒的な訳もあり)
四柱推命では「女性を相手にすると成功する」と言われ
男尊女卑の社会を目の辺りにして内側から出てくるマグマのような激しい怒りを覚え
会社に入ったら女性陣VS管理職の争いに「古田くんはうちら側だよね」と言われなぜか女性側に混じったり…
コンサルを始めてからは、女性心理や女性向けマーケティングを何年も実践しながら学び
 
生まれも育ちも女性向けコンサルをするためにしか見えないレベルで
女性向けコンサルというのが根っから専門領域なのです。

 
売上はもちろん、ビジネスを続ける上で大事です。
 
売上をしっかり出すのが社会貢献のひとつですし、
立派なミッションだけでボランティアみたいなことをしていても、何も変えることはできません。
 
でも、お金すら超えたミッションや情熱があると
 
いわゆるお金至上主義の世界よりも

別のステージでビジネスをすることができるんです。
 
そして最終的に、競合がいない世界でビジネスをすることができるんです。

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